採用が決まった後の受け入れが整っていないと、入社直後から戸惑いが生まれ、早期離職につながることがあります。少人数の日本拠点では、オンボーディングが後回しになりがちです。

  • 入社日に何をしてもらうか、決まっていない
  • 上司が多忙で、新メンバーへの説明が十分にできていない
  • 本社との関係づくりや、社内ルールの共有が入社後に遅れる
  • 入社後の目標や評価の時期が本人に伝わっていない

本記事では、採用後の定着を支える、日本拠点でのオンボーディングの進め方について解説します。

オンボーディングが後回しになりやすい理由

少人数の日本拠点では、既存メンバーが自分の業務に追われ、新メンバーの受け入れに時間を割きにくくなります。その結果、入社後に何をすればよいか分からない状態が続きがちです。

とくに外資系企業では、本社の手順や使用ツール、報告ラインなど、日本拠点の新メンバーが最初に理解すべき情報が多くあります。

時期に応じた取り組み

入社前から入社後3か月ほどまでの流れを、あらかじめ描いておくと進めやすくなります。

時期取り組み
入社前入社日の集合時間や持ち物、初日の予定を連絡し、機器やアカウントを準備する
初日〜1週間チームや本社担当者の紹介、業務ツールや社内ルールの説明、当面の目標の共有
30〜90日段階的な目標を設定し、定期面談で進捗と困りごとを確認する
3か月前後期待に対する振り返りを行い、その後の役割や成長の方向性を話し合う

本社との関係づくりも含めて設計する

日本拠点のメンバーにとって、本社の担当者との関係づくりは業務の進めやすさに直結します。オンラインでの顔合わせの機会を早めに設けておくと、その後の連携が円滑になります。

オンボーディングの内容は、実際に入社したメンバーの声を聞いて見直していくと、次の採用に活かせます。

まとめ

  1. 採用後の受け入れが整っていないと、早期離職につながるおそれがある
  2. 入社前から3か月ほどまでの流れを描き、時期ごとの取り組みを決めておく
  3. 本社の担当者との関係づくりも、オンボーディングに含めて設計する
  4. 入社したメンバーの声をもとに、内容を継続的に見直す

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